
“植物がもたらす心地よさ”に対する認知が広まってきた昨今、オフィスや商業施設などで植物を導入いただく事例が増加傾向にあります。
グリーンを導入いただく際は、建物が完成し、内装が整った後に行われるのが一般的な流れです。
その場合、どんな場所でも設置しやすい点や、入れ替えが容易であるため季節に合った植物を導入しやすいといったメリットのある、置き鉢を設置させていただくことが多くあります。
一方で、グリーン導入を建物の設計段階から組み込んでいくことによって、置き鉢ではできないようなダイナミックで心地の良い空間を生み出すことができます。
今回のコラムでは、設計段階からグリーン導入が組み込むことの魅力を、国内外の事例を交えつつご紹介いたします!
建物の中に森がある!? NYのオフィスビル Ford Foundation Center for Social Justice
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都会のオアシス NYのパブリックスペース 550 Madison Avenue |
まるで竹林!? NYのパブリックスペース 590 Madison Avenue |
室内にある縁側と庭園!! グリーンディスプレイ本社ショールーム
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建物の中に森がある!? NYのオフィスビル Ford Foundation Center for Social Justice


マンハッタンに位置しフォード財団の本部が入るビル、フォード財団 センター・フォー・ソーシャル・ジャスティス。建築家のケヴィン・ローチとジョン・ディンケルーが設計を手掛けた、建築の世界で名が知られている建造物で、ロの字型のビルの真ん中にある吹き抜けが緑化されています。
建物に入ると、まるで森の中に入り込んだのではないかと疑うほど、生き生きとしたグリーンの空間が広がっています。
雨水を貯めて植物の水やりに再活用をしたり、大きな窓から光を取り入れて電気の使用を控えたり、環境に配慮した建物としても注目されています。
都会のオアシス NYのパブリックスペース 550 Madison Avenue


セントラルパークからも近いオフィス街に位置しており、2022年秋にオープンした550 マディソンアベニュー。
POPS(私有地の公共利用)として、緑豊かなエリアを朝7時から夜11時まで開放されています。エリア内にはカフェもあり、誰でも自由に休憩できるまさに都会のオアシスです。
庭園に曲線が多く用いられていることで、通り抜ける人々は迂回しながら歩くため、歩くスピードを緩められ、ゆったりした空間が実現されています。
天蓋は斜めに設置されており、雨水を地下貯水槽に貯めて、庭園に使われ使用されています。
まるで竹林!? NYのパブリックスペース 590 Madison Avenue


1983年にオープンした歴史あるパブリックスペースである、590 マディソンアベニュー。
まるで竹林に来たような気分になる、竹が生い茂るガーデンが広がっています。エリア内にはカフェもあり、テーブル席で自由に休憩できます。近隣オフィスに努めるワーカー以外にも、ショッピングの合間に休憩する買い物客や旅行者も多く訪れるスポットです。
室内にある縁側と庭園!! グリーンディスプレイ本社ショールーム

グリーンディスプレイ本社ショールームでは、縁側と庭園の要素を取り入れた展示を行なっておりました。
通常は屋外で育てられる植物をショールーム内に設置することによって、まるで屋外にいるかのように感じられる庭園を創り出しました。
屋外で育つ植物を室内に入れても枯れてしまわないように、植物育成ライトを設置することで植物に必要な光を確保しております。
これらの事例からも分かるように、植物を建物の設計段階から組み込んでいくことによって、置き鉢では実現できないダイナミックな空間を演出することが可能です。
Point ①地面に植物を植え込むことによって、置き鉢では実現できないダイナミックな空間を演出することができます。
Point ②植物が育ちやすいように光の差し込む建物であることが理想的ですが、植物育成ライトを用いることで、屋外で育つ植物を室内に導入することができます。
Point ③都市に植栽空間があることで、人々が憩い、安らぎを感じる場が生まれ、人々が集う空間が創出されます。 |
グリーンディスプレイでは、室内外問わずお客様のご要望に合わせた植栽空間をご提案しております。
こんな空間を作り出したいけど可能なのか?
人々が憩う空間を作り出したいがどうすればいいのか?
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