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【ニューヨーク・ロンドン・パリ】2022年ホリデーディスプレイリサーチ

23.05.15

COLUMN

商業施設・百貨店などの業界では集客が最も見込めるのはクリスマス時期というところが多いのではないでしょうか。となると絶対に外せないクリスマス商戦。

クリスマスの半年以上前、春ごろからディスプレイ業界は動き出しています。

グリーンディスプレイでは今季のクリスマスをお客様と一緒に考えご提案する「クリスマス内覧会」を開催しています。(今年の内覧会のご案内はこちら

前年にニューヨーク・ロンドン・パリのホリデーディスプレイを視察してきた情報を弊社の視点で解釈をし装飾に反映していきます。現在絶賛企画・準備中です!

私も実際にニューヨークを訪れ装飾のボリューム感に圧倒されました。

内覧会の企画を担当する私たちの部署の頭はもうクリスマスモードです。是非皆様にもクリスマスの気分を高めていただきたいため印象に残ったものをいくつかご紹介いたします!

 

Bergdolf Goodman

             

ニューヨークの5番街沿いにある老舗高級百貨店Bergdolf Goodman。

毎年ホリデーシーズンには細部までこだわったウィンドウが有名です。

2月から約9ヶ月をかけて100人以上のスタッフで1万時間をかけて作り上げているそうです。

今年のテーマは「Magic in the Making」。

ウィンドウごとにペーパー、木工、ビーズ、ミラーなどメインで使われている素材が異なり近くで見るとその細かさに圧倒されます。

期間限定なのが勿体無いほどのクオリティでした!

 

Macy’s

こちらもニューヨークで人気のデパートMayc’s。

ストーリー性のあるウィンドウが特徴です。昨年に続き、主人公であるトナカイTiptoe(ティップトウ)が「Celebrationg the Holidays Together!」みんなでホリデーをお祝いしようよ!というテーマのもと、様々な動物たちがお祝いをしているところを訪れます。

 

ボタンを押すとボールが出てきたり、カメラの前に立つと自分の顔がウィンドウ内に現れたり参加型のウィンドウで大人も子供も楽しんでいました!

 

Fortunm&Mason

英国を代表する高級食品デパート。

ウィンドウでは主人公ジェフェリーがご馳走を作るまでの様子が描かれています。

ミンスパイを焦がしてしまったり猫をラッピングしてしまったり・・・そんなトラブルを経てご馳走を完成させます。

猫の表情がなんともいい味を出しています。

 

 

Galerie lafyette

毎年吹き抜けに登場するビッグツリーが名物のパリにある百貨店。

今年のテーマは「PLANÈTE SAPIN(モミの木の惑星)

惑星からやってきたノールマンというモミの木とアニーという人間の女の子の物語をもとにディスプレイ館内外ディスプレイがされています。

実はこのビッグツリー、厚紙で作られたツリーなんです。とても紙で出来ているとは思えないクオリティーです。

サスティナブルに装飾を寄せるとどうしても地味になってしまうことってありますよね。そんなことをまるで感じさせないところに脱帽です。

 

今年から新しく体験型のアトラクションが登場しました。

スクリーンの前に立ち手や体を動かすと、その動きに合わせてプレゼントボックスが動いたり・・・夢中になって遊んでしまいました!

 

いかがでしたでしょうか。

ご覧の通り、期間限定ではもったいないほどのクオリティでした。さすが本場は違うなと!グリーンディスプレイも負けてられません!

こうしてリサーチしてきた情報を元に今年もクリスマス内覧会を構成しました。

人種・性別・年齢などなど構わず誰でも楽しめる。という取り組みの傾向が多くみられました。

そんなことを汲み取って今年はさまざまな色や形、同じものがない自然の「」をモチーフに、それぞれの楽しみ方を見つけられる「」をイメージした空間で、クリスマスシーンをご提案します。

クリスマス内覧会についてはこちらをご覧ください。

 

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