
実績 WORKS
ルスツリゾート 羊蹄パノラマテラス
CASE /
ルスツリゾート 羊蹄パノラマテラス
事例内容
ルスツリゾート内「羊蹄パノラマテラス」において、景観価値の向上と滞在体験の創出を目的としたオブジェおよびストリートファニチャーのデザイン開発、設計、施工を担当しました。
羊蹄パノラマテラスは、そりおい山(West Mt.)山頂に位置し、羊蹄山と尻別岳を一望できる展望スポットです。羊蹄山はアイヌ語で「マチネシリ(女山)」、尻別岳は「ピンネシリ(男山)」と呼ばれ、古くから“夫婦山”として親しまれてきました。四季折々に表情を変える北海道らしい雄大な景観を楽しめる場所として、多くの来場者が訪れています。
本プロジェクトでは、クライアントより提示された施設構想をもとに、羊蹄山を望む景観の中で人が思い思いの時間を過ごせるよう、ファニチャーやオブジェとして、利用者との関わり方を重視したデザインを行いました。
設置したのは、雲型ソファ、羊蹄山の眺望を切り取るパノラマフレーム、立体文字オブジェです。
各オブジェの設計にあたっては、景観との調和に加え、多くの利用者が触れながら長期間利用されることを前提に、安全性や耐候性、更新性を考慮しました。
雲型ソファは、3Dモデリングによる形状検討を行い、雨水を自然に流しやすい形状と快適な座り心地を両立しています。座るだけでなく寝転ぶこともでき、羊蹄山を眺めながら思い思いの時間を過ごせるファニチャーとして計画しました。
パノラマフレームは、羊蹄山の雄大な景観を一枚の風景画のように切り取る景観装置として設計しています。内側には木材を採用し、夏季の日射環境下でも利用者が触れやすい仕上げとしました。
また、立体文字オブジェは、人が触れたり腰掛けたりすることを前提に、フォント形状そのものからデザインを行いました。人が自然と関わりたくなる立体造形として計画しており、来場者それぞれが思い思いの距離感で接して楽しむことができます。
標高の高い山頂エリアは天候変化が激しく、施工条件の厳しい環境です。本計画では、オブジェ本体およびコンクリート基礎の構造検討段階からプレファブ化を前提とした設計を行い、限られた施工期間の中で高精度な施工を実現しました。
訪れた人が羊蹄山を眺めながら腰を下ろし、景色と向き合い、それぞれの時間を過ごす。その体験を支える景観装置の実現を目指したプロジェクトです。
- ジャンル:
- PLANTSCAPING








