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【Report】マイアミ視察レポート

昨年12月、世界的なアートフェスティバルである「Art Basel」と、同時開催の「Design Miami」の時期に合わせ、アメリカ屈指のリゾート地である、マイアミの視察に行ってまいりました。本レポートでは、常夏の気候のマイアミで出会った様々な空間体験のご紹介をいたします!

まず、今回の視察の第一の目的であるコンセプトホテルの視察では、今マイアミの中でも注目度の高い、様々なテイストのデザインホテルをめぐりました。

全体を通してとても印象的だったのは、各ホテルがそれぞれのコンセプトに合わせ、内装はもちろんのこと、エントランスから流れる音楽や香り、スタッフの服装や接客の仕方まで一貫していて、五感に伝わる様々な要素でホテルのブランドを表現していたことです。

2020年に日本にも初上陸が予定されているラグジュアリーホテル「EDITION」では、上質で少し色気のある香りが漂うロビーに、白一色で統一されていたインテリアが配置され、ボリューム感のある植栽がランダムに配置されていました。(写真1.2)


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ビーチ沿いから少し離れた孤島に建つ「The Standard」はカジュアルな雰囲気で、ホテルの敷地中央には背の高い生垣によって様々な空間に仕切られた中庭が存在し、ハンモックやブランコ、焚き火スペースなど、思わず童心にかえって冒険したくなるような要素が点在しています。(写真3.4.5)


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中でも一番印象的だったホテルは「1Hotel South Beach」です。このホテルは地球に優しい環境を作り出すといった理念のもと、屋内外にたくさんの植物を使った空間を作り出し、スタイリッシュでありながらも、そこで過ごす人たちにワンランク上の心地よさを提供しています。(写真6.7.8.9)


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インテリアや内装、客室内の装飾やルームキーに至るまで、全てがリサイクル品を利用して作られているといったところも見どころです。(写真10.11)


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次に今回の視察のタイミングで開催されていた展示会「Art Basel」と「Design Miami」で体験したインスタレーション作品についてご紹介します。

まず一つ目は「Art Basel」で発表された「FRANCHISE FREEDOM 」という作品で、アムステルダムを拠点とするStudio Driftと世界的カーメーカーBMWがコラボし300機のドローンを使った光のインスタレーションです。

夜の洋上で、ドローンの光によって再現される鳥の群れの動きは、背景に流れる美しいピアノの曲も相まって、息を呑む美的体験として、見る人の心に深く刻まれました。イルミネーションの演出なども手がけている私たちにとって、光を使い人々の心を魅了する演出としてとても参考になる体験でした。(写真12)


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次に「Design Miami」で発表された、アパレルブランド「COS」と「Studio Swine」 がコラボレーションしたインスタレーション「New Spring」です。 中央に設置されたシャボン玉発生装置で作られた大量のシャボン玉が、中に溜まった香り付きの水蒸気の重さで、ゆっくり落下していきます。シャボン玉が割れると中の水蒸気が漂って香りが舞うといった内容の演出です。

静かに繰り返されるその光景の中に入り込み、シャボン玉を触ったり香りに包まれたりと、子供の頃に感じたワクワク感がありながらも、繊細で儚さを感じる体験でした。(写真13.14)


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今回のマイアミ視察では、コンセプトホテルや展示会でのインスタレーション作品の視察を通して、「体験」によって得られる感動を沢山感じることが出来ました。

私たちグリーンディスプレイ が作る空間においても、人の気持ちを動かす「体験」の要素に重点を置いた提案をしていきたいと考えています。

本レポートでご紹介しきれなかった情報もまだまだございます!ご興味のある方はぜひこちらからお問い合わせください。