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「FEELT ORNAMENT」を活用したプラスチック資源循環の見える化事業が、公益財団法人東京都環境公社のサーキュラーエコノミーの実現に向けた社会実装化に採択されました

23.08.15

NEWS

「FEELT ORNAMENT」を活用したプラスチック資源循環の見える化事業が、公益財団法人東京都環境公社のサーキュラーエコノミーの実現に向けた社会実装化に採択されました。

ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社(以下ユニリーバ)・株式会社アボード(以下abode)・株式会社グリーンディスプレイ(以下グリーンディスプレイ)、私たち3社は本事業において「FEELT ORNAMENTを活用したプラスチック資源循環の見える化を実現し、社会実装を目指します。

 

【目的】

ユニリーバでは202011月より、SDGsプラットフォーム「UMILE(ユーマイル)」プログラムで、シャンプー等のプラスチック製使用済空容器を回収していますが、PET製の容器については、ボトルに着色がされていたり、異素材のラベルが貼られていることや、飲料PETリサイクルの施設での引き取りが難しい等の事情から、リサイクル用途が限られていたため、回収したPETの活用先を模索していました。

その中、飲料PETの再生原料でデザイン製の高い硬質フェルトボード(以下FEELT)製プロダクトを販売しているabodeと出会い、社会的意義の高い再生原料を探していたabodeも「UMILE」の取り組みに共感し、シャンプー等PET製容器を原料としたFEELTの試作に至りました今後は量産を目指し、生産の効率化に向けて検証します。

グリーンディスプレイは、長年にわたり都内の様々な商業施設において、持続可能性を強みとした空間デザインを手掛けてきましたが、昨今、取引様からのプラ削減の要望が高まっていることを受け、これまで以上に廃棄物を生まない循環型の商材を普及させる必要性を感じていました。今回の補助事業を活用して、再生原料から作られるクリスマスオーナメント「FEELT ORNAMENTを制作し、都内の商業施設のクリスマス装飾に活用し、多くの人々に触れる機会を提供します。

 

【期待できる効果】

3社の協業により、生活者に対して循環の見える化を行うことで、プラスチック製容器の回収の取り組みを身近に感じてもらい、資源循環への協力に繋げるとともに、シャンプー等のPET製容器の付加価値の高いマテリアルリサイクルの新たな用途を実装します。国が目指しているプラスチックの資源循環戦略にも位置付けられている、再生プラスチック製品の普及に向けて一端を担うべく、本事業に賛同して仲間に加わっていただくパートナーが増え、取り組みを共同で拡げていけることを期待しています。

 

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